バイスタンダーの役割

バイスタンダーという言葉をご存知の方はどれくらいいるんだろう?と思いますが、(このブログを見られている方は皆さんご存じ?と思われますが。)

急病や事故が発生した際にその現場にいた人がバイスタンダーと言えると思います。

さて、急病の場合のバイスタンダーの役割は病人の観察、(必要ならば)通報、救命(応急)手当、搬送と続くでしょうが、交通事故や火災の場合のバイスタンダーの重要な役割は何でしょうか?

負傷者の救護(急病と同じ行動)でしょうか?

無論通報も大事ですがそれのすぐ次位に大事なことがあると思います。

それは「安全の確保」です。

交通事故は全く何もない所では起こりません。道があり、車両があります。さらには「交通」もあるので、ほかの車両が二次災害を起こさないようにすることです。

それはどうすればいいのか? 現場手前(少なくとも40~50m手前)に注意喚起の表示(発炎筒や三角板)をすることです。

で、もし交通事故で注意喚起の表示をするなら、また火災現場の場合は現場周辺に車のいないゾーンを作ることを意識するともっといいと思います。

何故か?答えは『消防の活動スペースを確保』するためです。

交通事故の場合は救急隊や救助隊の2隊、それに車両火災や漏油の警戒の為に消防隊(ポンプ車)の計3隊が来ることがありますし、火災の場合は消防隊2隊以上に場合によってはしご車隊や化学車隊、救助隊、救急隊と多くの消防車両が現場にやってきますし、消防隊のポンプ車からはホースが伸びますので(ホースブリッジというものがあるようですが)さらに多くのスペースが必要になってきます。

そのような多くの車両がやってくるのに一般車両が現場付近にあると、当然現場周辺の道路は「大混雑」になって、消防の皆さんの活動がスムーズにいきません。

だからこそ少し大きな範囲で車が入らないようにする仕組みが必要ですし、それは消防の方が来る前にできる(むしろやるべき)活動では?と思います。

車が入らないようにする活動のポイントを昨日火災現場とこれまで数度交通事故現場に出くわした経験から申し上げますと

①道路の真ん中には立たない(自分が轢かれる可能性がグッと下がります)

 →道路左端に立って手を振るなどして車を止める

②できれば現場手前の交差点(四つ角)に立って横道に逃げてもらうように誘導する

 (車が渋滞すると一言イヤミを言われる場合もありそうですので)

③車の動きをよく見ておいて車をかわすスペースを確認しておく

 (万が一自分に車が突っ込んできたとしてもかわすこと考えておく)

プロに任せないと無理な時でも「今、バイスタンダーとしてできること」を考え、行動することが一番大事なことだと思います。今回の話が少しでも参考になればと思います。

でも、一番大事なのは(バイスタンダーである)自分の命ですよ。無理してバイスタンダー自身が救助を求める立場になっては「もってのほか」ですので。

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このページは、kinが2008年3月 9日 23:14に書いたブログ記事です。

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